qmail のミラーサイトから qmail-1.03 をダウンロードする.
または,私のサイトからダウンロードする.
qmailは特権ユーザで動作するプロセスを最小限にし,各プログラム毎に違うユーザで動作する.
はじめに,2つのグループを作成する.pw コマンド等で作成すると楽だろう.
作成するグループ名は次のとおり.グループIDは空いている所を利用する.
nofiles qmail
pw groupadd -g 65100 -n nofiles pw groupadd -g 65101 -n qmail
続いて,7つのユーザを作成する.これも pw コマンド等で作成すると楽だろう.
作成するユーザ名は次のとおり.ユーザID は空いている所を利用する.
alias qmaild qmaill qmailp qmailq qmailr qmails
pw useradd -u 65100 -n alias -g 65101 -d /var/qmail/alias -c "DJB qmail alias" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65101 -n qmaild -g 65101 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65102 -n qmaill -g 65101 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65103 -n qmailp -g 65100 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65104 -n qmailq -g 65100 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65105 -n qmailr -g 65100 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin |pw useradd -u 65106 -n qmails -g 65100 -d /var/qmail -c "DJB qmail" -s /sbin/nologin
qmail のアーカイブを展開し,展開されて出来たディレクトリへ移動.コンパイルする.
ユーザが作成されていない場合,コンパイルは途中で終了する.必要なユーザ名が表示されるので,そのユーザを作成し,再度 make を実行する.
tar zxvf qmail-1.03.tar.gz cd qmail-1.03 make
コンパイルが終了したら,インストール及び初期設定を行う.
./config はシェルスクリプトで,qmail の初期設定を自動化してくれるものである.
ホストが DNS に登録されていないと設定ファイルを作成してくれないので注意する事.
# qmail は /etc/hosts ファイルを参照しない
make setup check ./config
以上で,インストールは完了となる.
次はqmailの初期設定を行う.
Hiroyuki Seino http://www.seichan.org/ http://www.seichan.org/blog/
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