今回は実際の仮想デスクトップの作成について説明を行います.
今回は「VMware Hoirzon – フルクローンデスクトップの作成と公開 (1)」に引き続きフルクローン・手動デスクトッププールのの仮想デスクトップの作成について説明を行います.
- VMware Horizon に関するお話
VMware Hoirzon – フルクローンデスクトップの作成と公開 (2)
「VMware Hoirzon – フルクローンデスクトップの作成と公開 (1)」ではプールの作成まで行いましたが,作成しただけでは利用することができません.
作成したプールに対してのアクセス許可を行うことで利用が可能になりますのでアクセス許可の設定を行いましょう.
資格の追加
Horizon に接続,ログインしてプールを利用する (利用させる) にはプールにアクセスできる資格が必要です.
「インベントリ」-「デスクトップ」をクリックし,作成したプールを選択の上「資格」をクリックします.
「資格の追加」をクリックします.
「資格を追加」より「追加」をクリックします.
「ユーザーまたはグループを検索」画面はユーザーやグループを追加していく画面です.
今回は「Domain Users」グループを追加するため,「名前/ユーザー名」の所で「domain users」を入力して「検索」をクリックしています.
検索に合致したユーザーやグループが表示されますので,追加したいユーザーやグループをチェックして「OK」をクリックします.
「資格の追加」に戻りますので,追加したユーザー,グループが表示されていることを確認して「OK」をクリックします.
以上で資格の追加が完了です.
Horizon Client での VDI 接続
Horizon Client を起動します.
新規の場合,接続したい Connection Server (接続サーバー) を選択する必要がありますので「サーバーの追加」をクリックします.
「Connection Server の名前」で,サーバー名を入力して「接続」をクリックします.
まだ証明書周りの整備を行っていませんので証明書が確認できない旨表示されます.
本来はあり得ないため「キャンセル」を押して接続をキャンセルしましょう.
今回は未整備なことがわかっていますのでそのまま「続行」をクリックしています.
ユーザー名,パスワードの入力画面が表示されます.
ユーザー名は「ドメイン\ユーザー名」の形か「ユーザー名@ドメイン名」の形で入力する必要があります.
パスワードも入力したら「ログイン」をクリックします.
ログインしたユーザーに許可されているプールが表示されます.
今回は先ほどまでに作成したプールが表示されていますのでこれをダブルクリックして接続を開始します.
VDI 接続が行われ,仮想デスクトップにログインが行われます.
ログインが完了するとこの画面のように Windows のデスクトップ画面が表示されます.
以上,簡単ですがフルクローン・手動デスクトップの場合の接続までの解説でした.
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