amazon のプライベートブランドである「Amazon ベーシック」からも電池が販売されています.
皆さん一度は検討されたのではないでしょうか.
バッテリーレビュー
実際のレビューを記載する前にスペックの情報から.
スペック
この電池のスペックは以下のとおりです.公称はサイトやカタログ値を表示しています.
充電池種別 | ニッケル水素電池 |
サイズ | 単3 / AA |
製品型番 | HR-3UTG-AMZN |
公称容量 | 2,000 mAh |
公称充電回数 | 1,000 回 |
公称利用可能気温 | -20度~50度 |
1本単価 | 249円 (2024/1/22 amazon) |
購入時期 | 2022年11月 |
1本単価は「8本セット」購入時のセール・割引無しの状態での1本あたりの単価を表示しています.
Amazonベーシック 充電池 充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量2000mAh、約1000回使用可能) 新品価格 |
測定結果
XTAR VC4 Plus を使用したグレーディングモード (充電 – 放電 – 充電) の機能を用いた,放電容量を測定した結果です.
測定する機器によって差が生じるかもしれませんのであくまでも自分が所持している機器での結果ととらえて頂きたいです.
XTAR VC4 Plus ってなに? という方は「XTAR VC4 Plus を購入したのでレビューします」をご覧ください.
1本目 | 2本目 | 3本目 | 4本目 | 平均 | |
放電容量 | 1,952 mAh | 1,162 mAh | 1,986 mAh | 1,361 mAh | 1,615 mAh |
公称値差分 | 97.6% | 58.1% | 99.3% | 68.0% | 80.8% |
内部抵抗 | 120mΩ | 101mΩ | 82mΩ | 83mΩ | – |
レビューの考察
購入時期で記載のとおり,2022年11月に購入しており,2年ほど使っているものになります.
リモコンやコントローラーをメインに自宅の機器で利用している状態ですが,4本のバラツキにびっくりしています.
均等に利用できている訳ではないのである程度はしょうがないのかと思いますが…
一番良いものは公称値から 97.6% ととても良い状態です.型番が「HR-3UTG」という名前から始まるので初代エネループではないかと言われているだけあります.
エネループは三洋が買収後売却されており,現在は FDK が事業を引き継いでいる? とのこと.
「乾電池互換ニッケル水素電池」のページで「HR-3UTG」が確認できますのでこれで合っていると思いつつ,「FDK ニッケル水素電池」のページには「国内生産」の記載がありつつも手元の電池は Made in Chaina でした.海外生産品が Amazon ベーシックなんですかね.
大容量タイプの型番が「HR-3UTHA」という名前が付けられており,これまた FDK なので多分この認識が正解なのだと思います.大容量タイプはこちらの商品です.
Amazonベーシック 充電池 充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量2400mAh、約400回使用可能) 新品価格 |
エネループとしてみるとしたら,Amazon ベーシックの電池は安く購入する方法の一つではないでしょうか.
個人的には今までの測定結果から単3は EBL を中心にパワーを求めない所やケースに余裕がない製品用として Amazon ベーシックの電池かな.といった所です.
Amazon ベーシックなのでタイムセールなど含めて頻繁に割引が行われますので,購入するならそのタイミングを狙って.になるかと思います.
Amazonベーシック 充電池 充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量2000mAh、約1000回使用可能) 新品価格 |
以上,Amazon ベーシック ニッケル水素バッテリーのレビューでした.
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