ニッケル水素やリチウムイオンバッテリーを充電できる充電器である「XTAR VC4 Plus 」を購入しました.
ただ充電できるだけならこの製品である必要はないのですが,普通の充電器と違って他の機能があるのです.
パッケージと中身
箱と内容物です.Plus の場合は QC 3.0 対応のアダプターがついています.
マニュアルは各国言語が記載されており,日本語もありますが正直わかりづらいです.とはいえ触っていけば理解できるレベル感の製品なので問題はないと思います.
以下に説明を載せますので,足しになればと思います.
XTAR VC4 Plus のレビュー
XTAR VC4 Plus は次の機能を持っています.
- 通常のニッケル水素・ニッケルカドミウム電池 (単1-単6) やリチウムイオン電池の充電ができる
- 電池の実容量測定機能がある
- 電池の長期保管に適した充電モードがある
スペック
モデル | XTAR VC4 Plus |
入力 | QC 3.0 対応 USB Type-C (9V-2A / 5V-3A) |
充電時の電流 | 1本: 3.0A / 2本: 2.0A / 4本: 1.0A, 0.5A |
カットオフ電圧 | リチウムイオン: 4.2 ± 0.05V / ニッケル水素およびニッカド: 1.45V ± 0.1V |
カットオフ電流 | ≦ 120mA |
動作温度範囲 | 0度 ~ 40度 |
対応電池 | リチウムイオンバッテリー (3.6V / 3.7V) 10440/14500/14650/16340/17335/17500/17670/18350 18490/18500/18650/18700/20700/21700/22650/25500 26650/Flat-32650 ニッケル水素/ニッケルカドミウム (1.2V) 単1 ~ 単6型 |
充電
電池をセットすると,電池の種別が自動判断されて充電が開始されます.
左側の「Curr」ボタンを押すと充電電流を変えることができます.
3.0A / 2.0A / 1.0A / 0.5A / 0.25A が選択でき,ボタンを押すたびに切り替わっていきます.
また,バッテリー側が受け付けられない電流の場合はより一段下げた充電に切り替わるようです.
モードボタン
「Mode」ボタンで機能を切り替えることができます.
現在の充電電流の表示
「Mode」を一度押した場合,現在の充電電流が表示されます.この場合,LCD 画面に「Cap」が表示されます.
ニッケル水素電池なので 0.12A (120mA) が表示されています.
内部抵抗の表示
「Mode」をもう一度押すと電池の内部抵抗値が表示されます.LCD画面では「IR」と表示されます.
電池の実容量測定モード
「Mode」ボタンを長押しすると「Grad」と表示が切り替わります.これは電池の実容量を測定するモードとなり,一度フル充電を行った後に放電,再度フル充電を行います.この際の放電した容量を測定できます.
自分はこの機能が欲しくて購入しました.実際に持っている電池を色々と自分で測定してみたいと思いましたので.
長期保存モード
「Mode」ボタンを2度長押しすると「Store」と表示が切り替わります.長期保管を目的としたモードで最大容量から7‐8割位の充電量にしてくれるモードです.
今後ですが,今持っている電池および今後購入する電池は測定してレビューとして記事にしたいと思います.
以上,XTAR VC4Plus 買いましたの報告と簡単な使用方法の説明でした.
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