保険の見直しをしました

生活

今回はいつものような確定拠出年金の話では無く,保険の見直しをしました.という報告です.

保険は必要?

数年前より,医療保険を自分と嫁さんの分を加入していました,そもそも医療保険てどこまで必要なの? とずっと疑問でした.
高額医療費制度もありますし,自分はサラリーマンですので有給休暇が無くなったとしても額は減りますが疾病手当金が入ります.そうなると,保険で追加しなければならない場合というのがとっても限定的なのでは? と考えるようになりました.
「医療保険 不要」で検索をかけるとわんさかと不要論の記事が出てきますね.

今まで、夫婦の保険はこんな感じで入ってました.

自分の保険

契約保証金額
主契約入院 日額10,000円3,640
通院特約通院 日額6,000円828
三大疾病増額特約入院 日額5,000円550
先進医療特約122
傷害特約一時金 50,000円 / 通院 日額 3,000円530
合計5,670

嫁さんの保険

契約保証金額
主契約入院 日額5,000円1,860
女性入院特約通院 日額5,000円545
手術特約一時金 100,000円530
先進医療特約99
合計3,034

と,このような形で契約しており,月8,704円を払っていいます.1年で 104,880円,もし20年続けると2,097,600円です.
掛け捨ての医療保険でも、結構高額になる事を改めて認識しました.


これをスッパリやめてゼロにする.という事が出来れば一番良いのですが,当たり前の話ですが,もしもの時が来た際に実際に負担がどの程度になるのか? という所を考慮したうえで決定する必要があります.

ですので,ざっくりと仮定してみました.

  • 入院の日数は平均の3倍程度を最大として見る

入院日数の平均は「保険文化センターのまとめ」によると,約33日のようです.3倍だと99日,面倒なので3カ月の90日とします.
3倍の根拠は全く無いのですが多めに見ておくという事で借り置きしました.

  • 疾病手当金のみの受給で考える

有給休暇なんてすっからかんさ.という状況を想定して疾病手当金のみで考えてみます.という事は普段の給与の2/3になります.もちろん残業代などはつかないのでそういった分も考慮する必要はあります.
自分は残業代が出ないポジションなので… 単純に見ておいても大丈夫です.かなり残念です(笑

  • 高額医療制度は今のレンジを想定する

今のレンジと言っても,平成27年からはレンジが改定され多くの場合,自己負担額の増額になってしまいます.とりあえずは93,000円の負担として考えてみます.

と,仮定した場合,入院90日だと医療費自己負担は 93,000円x3=279,000円 です.
また,給与分が2/3になりますので,ざっくりとひと 月100,000円 減ると仮定すると 100,000円x3=300,000円 となります.
という事は貯蓄が 600,000円 があれば保険に入らなくてもなんとかなる.という事になります.
ただ,この値は最低限の値で,実際には入院にかかる様々な経費が発生すると思いますので,これにプラスα分は確保しておく必要があります.

ですので,先の金額の2倍,3倍あれば心配せずに入院することが出来るのではないかと思います.

600,000円 の 3倍だと 1,800,000円 程あれば大丈夫.という事ですね.お? 掛金に近付いてきました…

自分は,残念ですが現状そんな余剰資金はありませんので,余剰資金が出来るまでの間は不足する部分を補う為の仕組みは維持する必要があります.
最低限の補てんと考えると,日額10,000円は不要ということがわかりましたので,このような形で主契約から見直しをしてみました.

自分の保険

契約保証金額
主契約入院 日額5,000円1,820
先進医療特約102
合計1,922
契約保障金額
主契約入院 日額5,000円1,820
先進医療特約102
合計1,922

嫁さんの保険

契約保証金額
主契約入院 日額5,000円1,860
手術特約一時金 100,000円530
先進医療特約99
合計2,489

自分の分はとてもすっきりさせる事ができました.先進医療特約だけつけています.
先進医療特約は,保険外治療になりますので高額医療費制度の対象外となります.
ですので残しておいていいのかなと判断しました.

嫁さんの分は,手術特約は外せないとのことでしたのでそのままにして,あとは削りました.
これで毎月の保険料は4,411円,年間52,932円となります.保険控除の適用上限を綺麗に使った良い感じの状態になったと思います.
ただ,嫁さんの分の一時金はいらないので別の契約にするなどの見直しはどこかで実施したいと思います.
また,余剰資金が確保できたとしても,何度も病気になるリスクは減らせないので,保険をスッパリやめる判断は難しいのかもしれない.と考えていたりしています…

以上,保険の見直しの報告でした.

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