先日のブログ記事「【確定拠出型年金】アセットアロケーションを考える」で書いたとおり,非課税口座のリターン効率を高める為に株式を中心にした運用に切り替えることを考えています.
記事中で触れていますが,狙っているアロケーションは以下のとおりです.
商品 | 指図割合 | 拠出金額 |
三菱UFJDCトピックスオープン | 15% | \3,825 |
DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金> | 40% | \10,200 |
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド | 30% | \7,650 |
DC・ダイワJ-REITオープン | 15% | \3,825 |
そして,現在の資産比率を含めた運用状況は次のとおりです.
ファンド名 | カテゴリ | 拠出金額 | 評価額 | 損益 | 資産比率 |
DIAM国内債券インデックスファンド | 国内債券 | 8,925 | 8,957 | 32 | 5% |
三菱UFJDCトピックスオープン | 国内株式 | 60,690 | 62,303 | 1,613 | 34% |
DIAM外国債券インデックスファンド | 外国債券 | 18,498 | 18,498 | 301 | 10% |
三菱UFJDC新興国債券インデックスファンド | 新興国債券 | 8,160 | 8,415 | 255 | 5% |
DIAM外国株式インデックスファンド | 外国株式 | 60,314 | 63,436 | 3,122 | 34% |
三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 新興国株式 | 11,220 | 11,220 | 873 | 6% |
DC・ダイワJ-REITオープン | 国内REIT | 10,200 | 10,200 | 367 | 6% |
合計 | 178,007 | 184,540 | 6,563 |
2つの表を見て頂くと一目瞭然ですが,変更するアロケーションと現在の比率は(当たり前ですが)結構差があります.これをどのようにして近づけて行くのかを考えます.
現在の評価額をベースに割合と差を出すと次のとおりとなります.
まずはスイッチングしてこの比率に近づけることを目標とします.
ファンド名 | 指図割合 | 配分金額 | 金額差 |
三菱UFJDCトピックスオープン | 15% | 27,685.5 | +34,617.5 |
DIAM外国株式インデックスファンド | 40% | 73,828 | -10,392 |
三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 30% | 55,371 | -44,151 |
DC・ダイワJ-REITオープン | 15% | 27,685.5 | -17,485.5 |
合計 | 100% | 184,540 |
さて,比率を近付けるにあたって次のようなパターンがあると思います.
- スイッチングは一切せず,以降の積立も一番上の表の配分で積み立てて慣らしていく
- 一度全て売却した後で,比率に合わせて買い付ける
- 債券と日本株式の一部を売却し,それぞれに分配する
「スイッチングは一切せず」のやり方は長い期間をかけて慣らしていくやり方です.
スイッチングはしないと書いていますが,債券は止めますのでスイッチングしてJ-REITと新興国株式に割り振って少しは慣らしておきます.
利点は簡単に完了することですね.欠点は当然ながら期間がかかりすぎることになります.J-REIT 等に振ったとしても慣らされるまで年単位で見て行く必要があります.
「一度全て売却した後で」は一番単純な方法です.例えば明日に全て売却して定期に一度逃がします.その後で比率に合わせて買い付けます.
利点は,一度損益確定をすることと一番簡単で単純なことです.
欠点とも利点ともどちらでもあるのですが,売却から購入の間に大きく上昇した場合は完全にその期間分ロスすることになります.
逆に大きく下がる場合だって考えられ,この場合は次の購入,約定時に多くの口数を購入出来ている事となります.
「債券と日本株式の一部を売却し」は一番オーソドックスなやり方なのだと思います.債券と日本株式の割合を超えている部分を一度売却,その後配分に合わせて買付を行う.というやり方になります.
上記3パターンの場合,2番か3番のどちらかだと考えてますが,どちらも一長一短で難しいです…
とは言っても悩みっぱなしでは進まないので,悩んだ時は最初に思った方法を選ぼう.という事で3番で行くことにしました.
従いまして債券の全てと「三菱UFJ DCトピックスオープン」の割合を超えている部分,34,617円分を売却することとしました.
現在の基準価額ベースでスイッチングを行おうとした場合,こんな感じのやり方で大体狙い通りになるんじゃないかと思います.ぴったり狙った割合にはなりませんがしょうがないです.
移管元ファンド名 | 売却口数 | 移管先ファンド名 | 購入口数 |
DIAM国内債券インデックスファンド | 7,713 | DC・ダイワJ-REITオープン | 7,713 |
三菱UFJDC新興国債券インデックスファンド | 6,487 | 三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 6,487 |
DIAM外国債券インデックスファンド | 11,643 | DIAM外国株式インデックスファンド | 6,403 |
DIAM外国債券インデックスファンド | – | 三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 5,239 |
三菱UFJDCトピックスオープン | 21,035 | 三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド | 15,776 |
三菱UFJDCトピックスオープン | – | DC・ダイワJ-REITオープン | 5,258 |
今回のこのスイッチングが受け渡しも含めて全て完了するのは,6月26日になるようです.外国関連のファンドが売却・購入共に1日ずつずれていくためで,しょうがないことではあるのですがやっぱり時間を要しますね.
普通の証券会社だと約定し,売却額が確定した段階で余力反映され,すぐに買付の処理が出来るのですが… 確定拠出年金自体の制限なのか,会社の引受先の問題なのかわかりませんが.
明日以降,スイッチングの状況をレポート出来ると思います.
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