実際に確定拠出年金で拠出金を運用するのに,どうやって選ぼうか (正確にはとりあえず選んだんですが) ということを書こうと思います.
確定拠出年金の運用商品はなにが良いのか
自分が拠出可能な商品について
今勤めている会社では企業型を採用していますので,会社が決めたところで運用することになります.
現在のところの運用商品は以下から選べます.
と,これを書き出すと運用会社が判ってしまう気がしますが…
カテゴリー | 商品名 | 利率・手数料 |
定期預金 | 三菱東京UFJ確定拠出年金専用3年定期預金 | 0.030% |
保険 | 予定利率変動型確定拠出年金保険(5年) | 0.300% |
保険 | 予定利率変動型確定拠出年金保険(10年) | 0.330% |
MMF | 野村MMF(マネーマネージメントファンド)確定拠出年金向け | 0.064% |
バランス | 明治安田DCハートフルライフ(プラン30) | 0.8715% |
バランス | 明治安田DCハートフルライフ(プラン50) | 1.0185% |
バランス | 明治安田DCハートフルライフ(プラン70) | 1.1445% |
バランス | DIAMバランス・ファンド<DC年金>1安定型 | 0.273% |
国内債券 | DCニッセイ国内債券アクティブ | 0.7875% |
国内債券 | DIAM国内債券インデックスファンド<DC年金> | 0.2625% |
国内株式 | 明治安田DC日本株式アルファオープン | 1.239% |
国内株式 | 三菱UFJDCトピックスオープン | 0.2625% |
外国債券 | シュローダーDCアクティブ外国債券 | 1.008% |
外国債券 | DIAM外国債券インデックファンド<DC年金> | 0.2625% |
外国債券 | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 0.546% |
外国株式 | 明治安田DC外国株式リサーチオープン | 1.449% |
外国株式 | DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金> | 0.2625% |
外国株式 | 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド | 0.5775% |
以上のように,計20個の運用商品があります.
預金や保険,バランス型や個別型,アクティブ及びインデックスとひととおりの組み合わせはあります.
ですが,個人型のところを見てみると,もう少し多くの商品があったりでうらやましいなぁ… と思ったりもしてみました.とはいえ多分,いっぱいあっても選択する数はそんなに変わらないと思うので「隣の芝生は」っていう状態になると思いますが…
今の自分はどうするのか
これらの商品群に対してのように配分していくか?ですが,いろんなサイトを見てざっくりと勉強した結果、次のプランで行くことにしました.
- アクティブファンドでは無くインデックスファンド
- バランス型ではなく、個別に商品を選択
- 預金や保険商品、MMFは一旦選択肢から外す
- スタート時期が(まわりより)遅いと思うので少しリスクを高めにとる
アクティブとインデックスのどちらが良いのか?はそれだけで本が一冊書けるような内容のようですが,インデックス型を選んだ理由として「アクティブ投信vsインデックス投信」や「アクティブとインデックス」どちらを選ぶ? などを拝見させて頂いて多くの場合に成績に大きな違いはなさそうだということ,むしろインデックスの方が負けが少なさそうだということを感じました.
また,一番の大きな理由は「コストが低い」ということです.
上の表の最右列に手数料を記載していますが,国内株式で見た場合,アクティブファンドが1.239%,インデックスファンドが0.2625%と,運用会社の違いはありますが手数料差は 1% もあります.始めたばかりということもあり,この手数料差はバカに出来ないだろうと考えたのも理由の一つです.
バランス型と個別について,最初はバランス型を1つ選んで100%配分という事を考えていましたが,バランス型一本にした場合,だと個々の (株式とか債券とかの) 損益がわからないんだろうなぁと考えた為,個々の商品を個別に選択することにしました.
結果として効率が悪くなることは想定出来るのですが,まずは個々の動きをちゃんと知っておこうと思いまして.バランス型であればプロのファンドマネージャが適切に配分してくれると思いますので,効率は良いしリスクも少なくなるのかと思いますが,1年ほどは勉強フェーズとしてそこは割り切ろうという考えです.
預金や保険を選択肢から外すことについて,401K加入がだいぶ遅いところから (30半ばですし) のスタートとなった為,リスクが高くなりますが預金や保険は選択肢から外してしまおうと考えました.右肩下がりになってきた.なんて事があったら即スイッチはしたいと思いますが…
と,理由について書かせて頂いたのですが後は現在の配分について.
毎月の拠出額は \25,500 を拠出することとして,選んだ商品と割合,および各商品の拠出額は下の表のとおりとしました.
商品 | 指図割合 | 拠出金額 |
DIAM国内債券インデックスファンド<DC年金> | 5% | \1,275 |
三菱UFJDCトピックスオープン | 40% | \10,200 |
DIAM外国債券インデックファンド<DC年金> | 10% | \2,550 |
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 5% | \1,275 |
DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金> | 30% | \7,650 |
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド | 10% | \2,550 |
色々サイトを見た中,アセットクラス(ポートフォリオ?) の例があり,30代の場合以下の割合が推奨されていました.
- 国内債券 10%
- 国内株式 35%
- 外国債券 20%
- 外国株式 35%
また,20代の場合は以下のように,株式比率が高めのリスクを取った構成が紹介されていました.
- 国内株式 40%
- 外国債券 15%
- 外国株式 45%
30代半ばだけど少しリスクを取ると決めたのでこれらのミックスで一度やってみようかと考えて上記の表の割合にしてみました.ほんと、単純な理由なのですが…
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