* AnonymousGroup [#yca0543e] * AuthAliasOnly [#yca0543e] ~ ** 名前 [#ocf855dd] AnonymousGroup -- グループメンバをアノニマス (匿名) ユーザとして扱う AuthAliasOnly -- エイリアスされたログイン名だけを許可する ~ ** 概要 [#if9c0d2e] ''AnonymousGroup'' [ group-expression]~ ''AuthAliasOnly'' [ on|off]~ ~ デフォルト~ 無し~ off~ コンテキスト~ server config,<VirtualHost>, <Global>~ server config,<VirtualHost>, <Anonymous>, <Global>~ モジュール~ mod_core~ mod_auth~ 互換性~ 1.1.3 以降~ ~ ** 説明 [#r0169486] AnonymousGroup ディレクティブは,すべてのマッチしたユーザがアノニマス (匿名) ログインとして考慮されるべきである group-expression を明示します.group-expression の引数は,ユーザがメンバであるグループ (または,グループ名に '!' のプレフィックスがある場合は,非メンバ) の論理的なブーリアンの AND リストです.group-expression の詳細については,DefaultRoot ディレクティブを参照して下さい.認証されるユーザが,AnonymousGroup ディレクティブによってマッチしたならば,どんな有効なパスワードも必要とされておらず,デフォルトルートディレクトリをユーザのホームディレクトリとした,特殊で動的なアノニマス (匿名) のコンフィグレーションが作成されます.DefaultRoot ディレクティブがユーザに当てはまる場合,このディレクトリはユーザのホームディレクトリに代わって使われます.不適切なコンフィグレーションによって,ユーザのホームディレクトリが全て読み/書きできる状態で全世界からアクセスされる事の無いように,大きな注意を AnonymousGroup を使う際に払うべきです.~ AuthAliasOnly は認証を "alias された" ログイン名だけに限定します.つまり,リアルなユーザID に UserAlias ディレクティブによって "マッピング" されたクライアントによって供給されるユーザ名です.特定のコンテキストの中で,AuthAliasOnly が 'on' になる事は,ProFTPd に,コンテキスト全体の為に,完全に全ての alias されなかったログインを無視させます.どのコンテキストも 'on' に設定された AuthAliasOnly なしで使用可能でない場合,ProFTPd はクライアントログインを拒否し,適切なメッセージを syslog に送信します. ~ ** 参照 [#kc438ba2] AuthAliasOnly AuthUsingAlias AnonRequirePassword DefaultRoot~ Anonymous AuthUsingAlias AnonRequirePassword UserAlias~ ** 例 [#hc944f38] ~ ---- Hiroyuki Seino http://www.seichan.org/ http://www.seichan.org/blog/~ Today:&counter(today); Yesterday:&counter(yesterday); All:&counter;