DisplayFirstChdir


名前

DisplayFirstChdir -- 最初にディレクトリに入る際にファイルをディスプレイにセットする[非難されている]

概要

DisplayFirstChdir [ DisplayFirstChdir filename]

デフォルト
    None
コンテキスト
    server config, <VirtualHost>, <Anonymous>, <Directory>, <Global>
モジュール
    mod_core
互換性
    0.99.0 以降,0.99.pl10 から 1.3.1rc1 のみのマジッククッキー

説明

このディレクティブは ProFTPd 1.3.1rc1 によって非難されています.代わりに DisplayChdir を使用して下さい.

DisplayFirstChdir ディレクティブは,最初のセッション時に (CWD によって) ディレクトリが変わる際にユーザに表示されるべき ASCII テキストファイルを設定します.ProFTPd が,与えられたディレクトリ内で前回の CWD 以降,最終更新時刻が変わっている事を検出した場合,ファイルは再度表示されます.ファイル名が相対の場合,ユーザが新しいディレクトリに変わった際に探されます.匿名ログイン ( <Anonymous> を参照して下さい)の場合,ファイルは chroot() ファイルシステムスペース内に存在する必要がある事に注意して下さい.ファイルが見つからない又はアクセス出来ない場合,エラーは全く起こらず,何もクライアントに記録されませんし表示されません.

DisplayChdirDisplayConnectDisplayLogin,及び DisplayQuit は,以下のマジッククッキー (0.99.0pl10 以降) をサポートします.ユーザに表示される前にそれぞれの文字列と置換されます.

%C 現在の作業ディレクトリ
%E サーバ管理者の E-Mail アドレス
%F バイト単位のファイルシステム利用可能空間
%f ユニット単位のファイルシステム利用可能空間
%i このセッション中にアップロード (インプット) されたファイル数
%K バイト単位のトータル転送量
%k ユニット単位のトータル転送量
%L ローカルホスト名
%M 人称されているクライアントの最大数
%N 人称されているクライアントの現在の数
%o このセッション中にダウンロード (アウトプット) されたファイル数
%R リモートホスト名
%T 現在の時間
%t このセッション中に転送された (アップロードとダウンロード) ファイル数
%U ログインしているユーザの名前
%u ident プロトコルが通知しているユーザ名
%V (存在していれば) バーチャルホスト名
%x ユーザのクラス名
%y ユーザクラス単位の現在の接続数
%z ユーザクラス単位の最大接続数
%{total_bytes_in} このセッション中にアップロード (インプット) されたバイト数
%{total_bytes_out} このセッション中にダウンロード (アウトプット) されたバイト数
%{total_bytes_xfer} このセッション中に転送 (アップロードとダウンロード) されたバイト数
%(total_files_in} このセッション中にアップロード (インプット) されたファイル数
%(total_files_out} このセッション中にダウンロード (出力) されたファイル数
%(total_files_xfer} このセッション中に転送 (アップロードとダウンロード) されたファイル数
注意: これらの全ては,使用されるコンテキストに依存してきちんとした値を持たないかもしれません (例, %u ident が Off の場合).

参照

DisplayChdir DisplayConnect DisplayLogin DisplayQuit



オリジナルドキュメント

http://www.proftpd.org/docs/directives/linked/config_ref_DisplayFirstChdir.html


Hiroyuki Seino http://www.seichan.org/ http://www.seichan.org/blog/
Today:1 Yesterday:1 All:4477